【疑問を解決】猫の避妊手術・去勢手術後のエリザベスカラーって本当に必要なの?

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こんにちは。2ねこの母、yumeです。

タイトル通り、「エリザベスカラーって本当に必要なの!!?」

という疑問をしっかりと解決していきたいと思います💪

💡こんな方におすすめ

・初めて避妊・去勢手術をして不安な方
・エリザベスカラーを外したいと考えている人
・猫ちゃんがエリザベスカラーを嫌がっている

それでは見ていきましょう!

目次

どうして猫はエリザベスカラーを嫌がるの?

✔️出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/797106&title=

嫌がるイメージは大体想像できますが、
そもそも、なぜ猫ちゃんはエリザベスカラーを嫌がるのでしょうか?

毛づくろいができないから

エリザベスカラーがあることで、大好きな毛づくろいができません。

毛づくろいには、

・身体をきれいに保つ
・不安・ストレスの発散
・体温調節
・身だしなみを整える
・健康状態の確認

など様々な理由があります。

猫ちゃんにとって、毛づくろいができないことは致命的ですよね。

猫ちゃんからすれば、
ただでさえ慣れない手術を頑張ったのに
自由に身体も舐められないなんてストレスだらけです。

エリザベスカラーが壁や家具に当たるから

エリザベスカラーは、猫ちゃんの想像以上に大きいものです。

普段と同じように生活しているはずなのに、
「ガン!」「ゴン!」とぶつかってしまう…

見ているだけでも心苦しいものです。😢

しかもこの衝撃、耳のいい猫ちゃんにとっては
とてもとても大きな音のはず。

外してあげたくなってしまいます。

ご飯やトイレがうまくできないから

ご飯やトイレは、生きていく上で絶対に必要なこと。

それなのに、エリザベスカラーが邪魔をして自分の思い通りにいかないんです。

猫ちゃんによっては、ご飯を食べる気すら失せてしまうことも。

異物感があるから

猫ちゃんは、新しいものに対して警戒心を持つ傾向にあります。

なのにいきなり、

“エリザベスカラー”

なんて、名前からしてやばそうな感じのものを
つけられたものなら、もうこの世の終わりです。

暴れる子、固まる子、鳴く子、反応はそれぞれだと思います。

とにかく嫌なんです。

嫌がる猫のエリザベスカラーを外してあげたい!外してもいいよね?

✔️出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/797103&title=

結論から言うと

絶対に外さないほうがいいです!!

「すごい嫌がっている」
「私が代わってあげたい…」
「辛いよね…」

手術を頑張った猫ちゃんを見ていると、様々な気持ちが巡ります。

私も、いっそ外してしまおうか…と外したことがありました。
(フラグです)
(「【実体験】見ていられなくて、エリザベスカラーを外したら…」に詳細書いています)

まだ、エリザベスカラーを外そうか外すまいかで悩んでいるのなら

外さない方向で頑張りましょう!!

なぜ外してはいけないのか。

獣医さんにご説明は受けたかと思います。(私もしっかり受けました。)

でも、揺らいでいるあなたへ。
ここで一緒に気持ちを踏みとどめましょう。

傷口を舐めないようにするため

傷口の痛みやかゆみから、どうしても舐めたり噛んだりしてしまうんです。

動物の自然な行動なのですが、これ、バイ菌が入って化膿したり傷口が開いたりします。

そしたら、また麻酔をかけて縫い直しです。

こっちの方が辛いですよね。

🗣️yume’s voice

外した瞬間、我が家のネコズの長女は、気持ちいい〜顔をして必死に毛づくろい。
弟くんは、よほどかゆかったのか、大事なたま⚪︎⚪︎をガンガンに噛んでいました。
(弟くんは、しっかり傷口が安定してからの出来事です)

傷口を早く治してくれる

とにかく、エリザベスカラーは患部に届かないようにしてくれるので治りが早いんです!

獣医さんから「1週間はつけてね〜」

って言われて、「え!長いよ!!」
と思いましたが、

身体を切って縫合しておいて、
1週間で治るんです!

それでも、大事な猫ちゃんの辛い生活を1週間見てるのは長いんですが…。笑

バイ菌が入って、再手術するよりは絶対にいいですよね。

🗣️yume’s voice

2ねこの手術経過を見ていて思ったんですが、エリザベスカラーをとにかく嫌がるのは「つけ始めた日だけ」。もちろん、ストレスはじわじわあると思いますが、猫ちゃんなりに適応しようとしてくれるんです。だったら、外してリスクを背負うより、「辛いけど一緒に見守る」ことも猫ちゃんのためかな。と思えるようになりました。

少しでもストレスを軽減させてあげたい!エリザベスカラーに慣れてもらうにはどうしたらいい?

✔️出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1236206&title=

エリザベスカラーを外すなと言われた今、

「このまま見守るだけは辛いよ!!」

となってもおかしくありません。

ここでは、できる限りストレスを少なく生活できるようなお話をしていきたいと思います。

ご飯やお水を飲みやすくする

お腹が空いていたり、喉が渇いているのに

食べられない、飲めない、は辛いですよね。

普段使いのお皿が低い場合、エリザベスカラーが床に当たっているかもしれません。

なので、

・お皿の下に台を置いて高さを出してあげる
・高さのある食器に変えてあげる

こんな対策をしてみてもいいかも。

滑って食器がどんどん前にずれてしまうことがあるので、滑り止めがあれば敷いてあげると、なおgoodです✨

🗣️yume’s voice

我が家の神経質な長女は、そもそもいつもの食器ではないことが嫌だったみたいで、上記の方法では食べませんでした💧
何をしたかと言うと、普段のお皿を持って口元へ近づけ、「どうぞ」ってしたら食べました。(意外と単純?)
弟くんは食べるのが大好きなので、上記の方法で食べられることが分かると、バクバク食べていました。

トイレのカバーをとる

カバーや屋根が付いているタイプのトイレであれば、外してみてください。

少しでも、エリザベスカラーが当たること頻度を減らせるはず。

🗣️yume’s voice

我が家には種類の違うトイレが2つあります。
よく使用する大きめのトイレ(カバー付き)はネコズのお気に入りなので、カバーを外していました。
砂は飛び散りやすくなりますが。笑

くつろぎやすいスペースを用意する

猫ちゃんのお気に入りの場所が、
自分では行けないような所にある場合は、早急にいい感じに整えてあげてください。

高いところや狭いところには、どうしても行けないので(これに関しては仕方ないです)

お気に入りのクッションなどでくつろげるスペースを作ってあげてください。

🗣️yume’s voice

我が家のネコズは、しっかり休息する時はケージの中で寝ることが多かったです。
でも、長女はエリザベスカラーに阻まれて登ることができませんでした。
なので、ソファーやかろうじて登れる台のところにクッションを置いて、休んでもらっていました☺️
弟くんは、運動神経が良すぎてどこへでも登っていきます。
勝手にエリザベスカラー生活に慣れて、勝手にケージ上段に登り、勝手にスヤスヤ寝ていました。
こうも違うのか。

身体を掻いてあげる、拭いてあげる

毛づくろいができないので、代わりに掻いてあげましょう。

スキンシップになりますし、何より猫ちゃんが気持ちよさそうにしてくれます。

ブラシが好きな子はブラシで、
苦手な子は、指で軽くゴシゴシするだけで◎。

【実体験】辛い様子を見ていられなくて、エリザベスカラーを外したら…

避妊手術をした長女。

手術はもちろん初めてでしたし、
毛づくろいしたそうだしで、
少しの間、目の届く時間でエリザベスカラーを外すことにしました。

外した瞬間、すごい勢いで舐め始めました。

「あー気持ちいいね☺️」
「よかったね☺️」

なんて声をかけていたら、
術後服の上から患部を舐め始めて焦りました。

「あ、そこは舐めちゃだめだよ💧」

と言って、エリザベスカラーを付け直そうと思った矢先。

変な動きをし始めました。

「え?どうしたの?」

よく見たら、歯に術後服の紐が絡まって必死にもがいていました。
(舐めすぎてほつれてきていた)

あまり激しく動くと顎が外れそうだったので、
パニックになりながら歯から紐を外しました…!

正直めちゃくちゃビビりました。

患部にバイ菌が入るどころか、
顎も外れるところでした。

おまけ

ここまで読んでくださり、ありがとうございます🌼

エリザベスカラーの必要性を分かっていながら、どうにかして外してあげられないかな、と考えてしまうお気持ち。

とっても分かります。

猫ちゃんも、突然変なものをつけられて嫌な気持ちになること、もちろん分かります。

でも、監視下でエリザベスカラーを外しているからといって「安全ではない」ということを頭の片隅に入れておくべきだったな、

と私は思っています。

大事には至りませんでしたが、
正直、猫ちゃんがどんな行動をとってしまうかは予想できません。

「傷口を早く治してくれる」のところで少しお話ししましたが、

猫ちゃんなりにエリザベスカラーに適応しようと頑張っています。

こちらのタイミングで良かれと思って外されて、

「やったー!舐めれる!」と喜んでいるうちに、

「やっぱり危ないからまたつけようか」って言われて、
またエリザベスカラーをつけられてしまうんです。

言葉がうまく理解できない猫ちゃんは、気持ちを持ち上げられては何回も突き落とされる。

元々、変化が苦手な生き物だと思うので。

それであれば、エリザベスカラーをつけた上で
ストレスを少なく過ごしてほしいという方向に
シフトチェンジすることも必要かな、と思いました。

こういった思考にすることで、無事にエリザベスカラー生活を終えることができました。

猫ちゃんも、ママも辛いエリザベスカラー生活。

少しでも参考になればいいなと思い、この記事を執筆しました。

読んでくださった方、ありがとうございました🌼

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この記事を書いた人

食べるのだいすきyumeです。
愛猫2匹と生活中 😼 😼 🌿
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